轍、その先へ
おはようございます!
先日も述べましたが、梅雨明けしたというのに、日本剣道具製作所のある西都市は天気が安定しておりません(;^_^A
西都市には、素敵な散策コースがたくさんあるのですが、お天気が良くないと外に出ることすらできませんね。
先日、ラジオで西都市の大賀ハスについてのインタビューが放送されていました。
西都市には、稚児ヶ池という池があるのですが、そこでは “大賀ハス” が育てられています。
大賀ハスは、千葉市の2000年以上前の地層から発見されたハスの実から発芽・開花した古代ハスを分根したものです。
開花させるのも難しいようですが、ピンクの可愛らしい花を咲かせても、4日程で散ってしまうとのことです。
今は、地元の小学生も一緒に育てているとのことですが、今から2000年以上前のものを育て花を咲かせるなんて、とてもロマンを感じますね!
西都市には、そういった古くから大切にされているものがたくさんあります。
私たちの防具製作工場も、日本最古の工場で、約80年前に世に初めてミシン刺し防具を生み出しました。
それ以来、伝統を守りながら進化し続けています。
伝統を守りながら新しい未来へ繋いでいくことは、簡単なことではありません。
繋いでいく人、それを必要としてくれる人がいないと継承も進化もできません。
剣道家の皆様が歩んでこられた剣道時間。
そして、これからの未来の剣道時間。
歩んでこられた轍の先にある未来も、素晴らしいものになることを願いながら、私たちは日々伝統技術を未来へ繋げています。
今日も皆様の剣道時間が良い軌跡となりますように、そして素晴らしい未来へ繋がりますように。