防具5万組の真実。世界は、まだ成長している。
世界の防具生産数は、なぜ安定しているのか ―― 2020年から2026年、そしてその先へ 2020年から現在の2026年に至るまで、世界には数多くの剣道防具製造工場が存在しています。 しかし、年間の市場剣道防具生産数は大きくは変動していません。 もちろんコロナ禍においては一時的に生産が落ち込みました。 しかし、コロナ以前とコロナ後を比較すると、年間生産数量はほぼ同水準です。 面金が語る「世界の本当の数字」 その理由は明確です。 世界で面金を専門に製造している主要製造元は、実質三社のみ。 面金は、防具の中でも生産数量を最も正確に反映する重要部位です。 ゆえに、この三社の年間生産数を合計することで、世界全体の年間防具生産規模を把握することができます。 現在、三社の面金年間生産数はおよそ50,000~60,000本。 これはすなわち、年間50,000~60,000組の防具が世界で製造されていることを意味します。実はコロナ以前も同じ生産数量なんです 日本は減少? 世界は拡大。 日本国内では剣道人口がやや減少傾向にある可能性はあります。 しかし世界に目を向ければ、剣道は確実に広がりを見せています。 防具生産数が安定しているという事実は、 世界規模において剣道人口が依然として堅調である証でもあります。 これは武道具業界にとって、極めて前向きな数字です。 剣道という文化は、まだ大きな可能性を内包しています。 私たちの挑戦 私たちのグループにおいて、 日本剣道具製作所は日本製防具市場の80%以上を担う生産体制を築いています。 さらに全日本武道具では、月産約400組の防具を製造。 グループ全体を単品換算(面・籠手・垂・胴)すると、 年間およそ30,000点規模の生産となり、その数量は年々増加しています。 「価格」から「品質」の時代へ 現代は「価格」で選ばれる時代から、 「品質」で選ばれる時代へと確実に移行しています。 大量生産・低価格の競争ではなく、本質的な価値が問われる時代。 私たちが魂を込めて製作する防具は、単なる道具ではありません。 それは剣士の人生に寄り添い、未来を支える文化そのものです。 未来は、まだ広がっている 世界の年間生産数が安定しているという事実は、 剣道が衰退していない証拠です。 その可能性は、今なお大きく、そして確実に広がり続けています。 ―― 素晴らしい剣道の未来のために。
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