防具ができるまで
品質に自身があるからこそ全ての工程を公開しています。
日本剣道具製作所は剣道防具の全てを制作することが出来る日本最後の工場です。
剣道具は、面・籠手 ・胴・垂の4種からなります。
頭部と喉の保護具です。顔面の部分は金属の格子(面金)で保護され、竹刀が顔に刺さらないようになっています。肩から頭頂部にかけては刺し子(面布団)で覆うような造りになっています。喉を保護する部分は突き垂と呼ばれ、突きを受ける部分であることから、特に強固に作られています。突き垂の内側には、さらに突きの衝撃を和らげるための内垂があります。
・台輪と呼ばれる外枠を作ります。
・たて金の蜂にひもを通して組み立てます。
※内側を赤くするのは光の乱反射を防ぎ眩しくしないようにするためです
・何種類もの素材を重ね合わせて、丈夫なアゴ部分を作っています。
・熟練の職人がしっかりと縫い、それが組み立ての職人に運ばれます。
・乾燥すると非常に丈夫な牛皮(生皮)と丈夫なアゴを付けます。
・長年培った職人の手で、しっかりと丁寧に縫い付けます。
手から肘より前の部分にかけての保護具です。刺し子で作られた腕を保護する甲手布と、鹿革または合成皮革などで作られた拳の部分を保護する甲手頭とを主部とし、その両者を筒と呼ばれる強固な部分でつないだ構造を持ちます。
化学繊維ではなく、軽くて吸収性の良い鹿毛を甲手に詰めているのが特徴です。
胸から腹、腋下にかけての保護具です。胸部分は硬い芯材を牛革で覆った構造を持ち、打撃を受け止める腹・腋下部分はプラスチックや竹などの丈夫な素材で作られています。
腰、局部の保護具です。最上部の垂帯と、3枚の大垂・2枚の小垂から成ります。他の防具と異なり直接打撃を受けないことから、強固な材質は使われず、全体が刺し子及び布地で作ります。
ここでもきめ細かい刺繍や、手縫いだからこその丈夫さが求められます。
世界中の剣道家様のために、剣道の発展のために、
最高の防具を求めて走り続けます。
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コロナにて剣道人口の低下や、学校の稽古は始まっているのに…資金調達が難しく再開が出来ない…入学したのに防具が買えないなどの話やメールをたくさんいただきました。中古は無いか?なども…。さらに追い打ちをかけて全国水害で防具が流されたなど。日本は大変な危機に直面しています。 私たちもコロナで日本の剣道具文化を絶やしてはならないと全国の皆様より沢山の支援を頂きました。今、私たちに出来る事は運営できるギリギリの利益でお客様に提供するくらいしか出来ません。
世界大会(イタリア)で日本代表をはじめ各国の選手が使用したモデル。「日本剣道具製作所の技術を取り入れ更なる高みに進化しています。
主に全国の有名店に卸販売されて、亭主が選ぶ日本で一番いい防具ともいわれています。製作は日本剣道具製作所のベテラン職人が仕立てます。「日本剣道具製作所の最高技術を駆使した伝統工芸品指定で日本製最高峰防具と言われるブランドです。
武道具の町「西都市」からつけられた防具。西都市の日本一は「剣道防具製造」として町のPRやふるさと納税のために作られました。しかし全国の販売店様の強い意向で卸販売を開始すると瞬く間に依頼殺到し人気ブランドとなりました。コンセプトが町のPRとふるさと納税ということもあり、高品質低価格をできるだけ再現しております。特に籠手は使いやすいと評判です。
世界大会が日本で開催されたときの日本代表モデルで、世界大会モデルともいわれております。日本代表選手が製作所に訪れ世界大会の為に考案しました。現在の日本では最上位と言われ、毎年全日本選手権でも多数選手が使用しています。8段審査で合格したという情報も多数入ってきており、姿形も上品かつ強さを表現している防具です。
日本中のみなさんの健康を守りたい。そして日本文化を守りたい。そんな想いで、日本剣道具製作所ではマスクを作っています。防具に使われる素材を使用して、熟練の技術を持つ職人たちが、1枚1枚心をこめて製作しています。
警察特連部員からの依頼で開発され現在も大多数が愛用する剣道着です。世界大会の合宿などでも注文が多く来ています。