繰り返し寄せられるご質問に
私たちは“事実だけ”を誠実にお答えします。
A1防具について「日本剣道具製作所、または全日本武道具で製造しているのか」というお問い合わせをいただくことがありますが、現在、私どもグループではA1防具の製造は行っておりません。下記に詳しく回答いたします■八光堂が破産したという記事について
八光堂に関する破産記事が出ております。■記事に記載されている八光堂の概要(引用)
有限会社神奈川八光堂は1976年設立。
剣道を中心とした武道具販売と、「多田産業株式会社」のブランド「八光印」の取り扱いで知られ、神奈川県2店舗、宮崎県1店舗を展開。
軽量防具「A-1面」の開発にも携わるなど、事業拡大を進めていた会社です。
しかし、剣道人口の減少などの影響で業績が悪化し、
今年7月に事業停止、継続困難との判断に至ったと報じられています。参考:
https://alarmbox.jp/blog/?p=23410■真実とは──
いまだからこそお話しできますが、
日本剣道具製作所(旧多田産業)は約10年前まで、神奈川八光堂が扱っていた代表ブランドA1を製作していました。
ところが、
商品代金の未納が続き、返済問題に発展。
弁護士を交える事態となりました。
その時期には、
「日本剣道具製作所(旧多田産業)と全日本武道具は同じ経営だから嫌がらせをしてる」
「国産A1を止めたのは嫌がらせだ」
といった噂も流れましたが、
これらはすべて事実無根です。
また当時、八光堂の会社自体は存続していたため、
プライバシー保護の観点から、私たちは約10年間、詳しく公表しませんでした。八光堂が倒産したとの報道がありましたので、ここにご報告申し上げます■商標問題へと発展
金銭問題の混乱の中、
もともと当社が製作していたブランドが、いつの間にか商標登録され、
当社はその商標を一切使用できなくなりました。
その結果──
✔ この10年間、そのブランドは一度も製作しておりません
記事には
「メーカーである多田産業株式会社の著名ブランド『八光印』」
とありますが、
これは 本来当社が製造していたブランド です。
しかし、商標を失ったため現在は一切関係ありません。
どうかこの点をご理解いただければ幸いです。■旧社名「多田産業」までも別会社に使用される
当社が社名を「日本剣道具製作所」へ変更した後、突然「多田産業」を名乗る別会社が登場しました。
抗議したところ、
「先に多田産業として登録した」
との回答。
つまり、当社の旧社名までも他社に奪われる形となりました。
参考:https://catr.jp/companies/72b24/80760/subsidiaries■宮崎製A1について最後に重要なお知らせ最後にひとつ、大切な点をお伝えいたします。
❌ 宮崎製A1は、この10年間製作しておりません
❌ 日本製の高貴。宮崎製“初代A1”と語られた防具ですが、すでに製造を停止しており、今後の製作予定は一切ございません。多くのお問い合わせをいただいておりますが、製作対応はできませんのでご了承ください。現在市場で発売されている A1関連商品 につきましては、
当社とは一切関係ございません。私たちではなく、また元々の販売会社八光堂でもなく第三者メーカーで販売されているようですご購入や詳細に関しては、現在の販売元へお問い合わせいただき、
そちらよりお求めくださいますようお願い申し上げます。
※また、「宮崎で製作されているのか」というご質問を度々いただきますが、
当社は 約10年間、A1関連商品を一切製造しておりません。現在の製造地・製造元につきましては当社では把握しておりませんので、
必ず現在の販売元へ直接お問い合わせくださいますようお願い申し上げますどうかこの点を誤解なくご認識いただければ幸いです。なお、約10年前まで製作していたA1防具につきましては
すべて当社製品として責任をもってアフターサービスを承ります。
修理・調整・ご相談など、どうぞ安心してお申し付けください。■結びに
私たちはこれからも
真面目に、誠実に、ものづくりと向き合う企業であり続けます。
本件を通して、商標の重要性を深く学びました。
今後とも温かい応援をいただけますと幸いです。日本剣道具製作所 全日本武道具グループ一同
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