武道具業界どうなる。誰も知らない裏事情。
今、ウクライナとロシアの戦争中ですね。
薄々は気付いてたが先日面がね職人さんと話すと、やはりいつまで材料が持つかわからないと。
現在、面金製造元は日本に3件あります。
三件で世界の剣道を支えている状況を皆さまはご存知でしょうか?
材料屋さんとは失礼だが、材料職人がなくなれば武道具も作れません。
剣道人口がどうのこうのより、剣道自体が終わりますね。
防具が作れなくなるのだから。
日本の職人、材料職人、を今のうちに見渡さなければ後々問題になるのは間違えないと思います。
中には海外にも立派な工場もあるが、それ以外の方が多い現状。海外からの粗悪品のパレードになる…実際なりつつありますね。
さてさて、話はずれましたが。
面がねの材料は、チタン、ジュラルミンともロシア、ウクライナです。
材料が入ってこない状況が続いているそうです。
日本の面金会社に問い合わせるとストックが数ヶ月はある状況だと話されてました。
面金は、コロナや戦争の前より仕入れ価格が3割あがっています。まだまだ上がり続けるとも言われています。
今後価格が上がるだけなら面金職人と手を取り合いやっていけます。が…
材料が入らないなら、面金も作れない。
しみじみと数十分電話しました。
さて、この状況を日本にいる剣道家が何人知っているのだろうか?
数ヶ月さきに深い話し合いになりそうですね。
世界てきに剣道具も価格がどんどん上がり、全ての剣道具メーカーが値上げしました。
私たちの日本工場も材料が上がり出していますが、どうするか検討中です。
それだけならまだいいですが、材料が入らないなら作れません。
もちろん全部の製造元が同じ状況です…