世界の武道具事情 後継者不足編
最近、電話がよく鳴ります。
「トゥルルルー トゥルルルー 海外着信」
海外の防具工場の○○です。
材料が上がり、人件費も上がり今後どうしますか?
各防具工場と連携して助け合いましょう。
材料、人件費、売値、情報交換しましょうと。
世界に50名を超える防具工場は
中国5社
ベトナム2社
ラオス1社
フィリピン1社
そして日本1社
他にも有るかもしれないが十中八九ありません。
これで世界の9割の防具を支えています。
そして大半の防具工場のオーナーが韓国人ですね。
中国最大手の防具工場オーナーから、全日本さん日本剣道具さん頑張ってくださいよ。
私たち韓国人は後継者がいません。子に継がせる事もしない業界でしょ。
10年まてば貴方たちの工場しかないよ。
日本人貴方たちだけでしょ。戦わず自然と。
と…笑いながら聞いていましたが…笑えない。
もし、みんなやめれば防具を作る場所がないし世界の防具がまかなえない。
防具工場オーナーの大半が後継者がいない、正直良いビジネスとも言えない事からオーナーたちは子供に後を継がせる気も無い。
そして難は、ほぼほぼのオーナーが60歳前後。
やめたいと話す大半のオーナーたちですね。
さてさて、どうなる武道具業界…
早く対応をしなければ大変な事になりそうな予感がします。
昔は製造工場同士、いがみあい叩き合いしてた防具工場の皆んな。
コロナになり各オーナーが手を取り合う光景が出てきました。
さぁどうする?この業界。
今日は少しつぶやいてみました。
さぁ今週も元気出して工場フル稼働です!
皆さま応援宜しくお願い致します!