全日本武道具のグループ会社である日本剣道具製作所は宮崎県西都市にあり80年の歴史を持ち伝統工芸品にも指定されています。日本最古で日本最後の砦ともいわれています。やく60名の職人集団で結成されています。
全日本武道具
日本剣道具製作所
ALLJAPANBUDOGULAOともに「川辺尚彦」が代表を務めています
日本剣道具製作所では日本最高級品の部類を製作され、日本のトップアスリートへ供給されています。さらには日本製の70%を製作してると言われております。
最高級品は全日本武道具は日本剣道具製作所で作られています。
しかし世の中高級な防具だけでは価格が高く剣道人口低下してしまいます。
では全日本武道具の工場とは6年ほど前まで、諸外国の中国・フィリピン・ベトナム・韓国にてOEM製作で技術を提供して作られていました。
おどろくべきことに日本全てのメーカーがOEMなんです。OEMとは、こういう防具作ってくださいと委託する工場です。
しかしOEMの弱点は、管理自体ができないことや技術流失、また技術の向上がなかなかできない状態です。
さらには防具のマークタグだけかえて日本に出荷されます。
あれっこの防具にていない?メーカーが違っても同じ防具はありえます。
そこで代表の川辺が各外国をまわり工場設立場所を検討していましたところラオスが目についたみたいで、調査後2年の歳月をかけ始動しました。
私たちは、技術職で日本でいえば職人となります。数年では製造はむつかしいと考え、田舎の村から通える場所が離職率が少なく永く続けてくれると考え首都から遠い田舎町で登記いたしました。登記した当初は品質のブレで大変お客様に迷惑をかけたこと本当に申し訳なく思います。
話は少しそれますが剣道具製作というのは、戦後まもなく韓国へ技術がわたりその後、中国などで製作されているため日本に技術が多少しかありません。
日本国は韓国に武道具製作を頼らざるおえませんでした。それは現在もおなじで製作していただき買わせてもらっております。
日本の剣道の道具は韓国に依存しています。
日本製は市場5%未満と言われ80%の剣道防具が韓国人オーナーの製造です。そして中国、台湾。
皆様はご存じでしょうか?日本国内で防具製作が見れないのは、そのためです。
幸い私たちは日本で80年の歴史を守り続けた会社をグループとして持っていますので、海外に工場を作ることができました。
日本の職人多数を派遣し技術をラオスに持っていきました。
今現在、私たち以外で、日本人の力で海外に武道具を作るのは困難でできないと思います。日本に工場がない今、作ろうとしても韓国中国の力に頼らざるおえないことでしょう。
しかし創業当初ラオスは針も糸も持ったことがなく小学校さえも出てない子たちに教えることとなりますが、はじめは一筋縄ではいきませんでした。日本の職人も大変苦労し教え続けました。
また政府の協力もあり、ラオス人を1年間のべ11人日本工場で研修させています。
今現在業界では私たちの日本工場に次ぐ2番目に技術が高いのがラオスと言われるようになっています。
20年OEMで製作していた技術を3年で抜くことができ7年たった今は、他国を突き放すクオリティーとなっています。
そして世界一綺麗な武道具工場ともいわれていますね。
現在は日本で人気が高く数か月待ちの剣道防具になっています。
現在会社としてはOEM製作を全てやめ、日本工場とラオス工場のみでの生産としています。
そのためクオリティーが格段に上がったといわれております。
今では立派な職人集団になっています。
これは日本剣道具製作所の力あってこそと考えています。
最後に
過去OEM入れ替わり時期に買われたお客様については会社事情とはいえ品質に関し誠に申し訳ございませんでした。